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ご無沙汰しています。一年ぶりのアップです。

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 「キリンの子」を読む。どこかの書評をみて、購入したものだ。
凄惨ないじめを詠んだ歌、精神病で苦しんだ上、小学生の時に自殺した母の思い出を詠んだ歌、苦しさと同時に何かホッとする静謐感が漂う。

冷めた目、強靭な心。
不思議に短歌は、同じ短歌集でも心の琴線に触れるところが皆違うのだろう。大好きなところが違う。
そういえば、俳句も川柳もそこは同じか?
新聞などの選ばれたものを見ても選者によって選ばれしものは全く違うものね。

そこで、私の心を動かした歌を紹介します。

「全裸にて踊れと囃す先輩に 囲まれながら遠く窓を見る」

「サインペンきゅっと鳴らして母さんが私のなまえを書き込む四月」

「セパゾンの袋をコートに隠しつつ「不安時」の印字見られぬように」

なにか、自分の中にも引っかかるものがあるんでしょうね。

見られくないネガティブな自己像、心の隅にあるポジィティブな母親像、知らず知らず誰かを傷つけているかもしれない自分…。
ことばの力を短歌を読むときにいつも感じる。

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コメント

ご無沙汰しています。
久しぶりに覗いたら、新しい記事がアップされていました。
11ヶ月ぶりとは驚きですが、出きれば季節ごとにはアップしてほしいです。

「キリンの子」前から気になっていました。
やはり入手して読んでみようという気になりました。

投稿: TOKORO | 2017年10月10日 (火) 15時21分

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